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古来より存在する「眼鏡」。一時はコンタクトレンズが大流行しましたが、近年様々な利点によりその利用法が見直されつつあります。また、最近街中で目を引く「眼鏡っ娘」。眼鏡を掛けるだけでなぜ可愛く見えるのでしょうか。今日のクローズアップ現代は世界を侵食する『眼鏡っ娘』の魅力について迫ります

研究日記:2016/10/25

今日は教授が出張で来ない.

普段教授がいるときは,毎朝9時には学生は研究室にいなければならない.居なければ怒られる(あとからネチネチと言われる).しかし,今日は教授が居ないからと言って,学生の多くが10時以降に研究室にやってきた.

全くけしからん.しかし,一番けしからんのは

助教が来なかったことだ.

小さい秋

昨日までは秋雨前線が日本列島に居座り,ジメジメとした日が続いていた.今日は打って変わってカラッとした秋晴れが広がっている.

前線が大陸性の高気圧によって南に押し出され,東日本・北日本全体的を冷涼な空気が覆ったためだ.

夏の終わりももうおしまい.

これからは一歩一歩秋が進み,冬の足音が日に日に大きくなってゆくのだろう.

見切り発車上等主義

学会に出ることになった.

学生の本文は勉強することではなく,研究することであるのだから,別段不思議なことではない.実際,昨年もその前の年も規模はどうあれ,学会に出席しているのだから.

しかしながら,毎度毎度見苦しいなぁと恥じ入ることをしている.

 

見切り発車なのだ.

それもヒドイ見切り発車だ.

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いろいろ史跡巡りをしたはなし

かれこれ7年間も同じ学校で過ごし,隣の研究室で議論を重ねた友人Nが先日やってきた.

友人Nは僕とは別な大学の大学院へ進み,また,違った研究をしている.

現在僕の暮らす市には大小さまざまな史跡や小さな博物館があるが,この二日間でおよそガイドブックの半分程度を回った.

道中で今の研究室はどんな感じなのか,とか
最近どんな学会へ出席したのか,とか

とりとめなく話をしていたらあっという間に二日間経ってしまった.

「短いな」とは思ったが,そもそも友人Nと過ごした7年間ですら,終わるときに振り返るととても短く感じたのだ.今回だって短く感じるのは極めて妥当だろう.

「また会える」とわかってはいても,長く慣れ親しんだ友人と別れるというのはとてもとてもさみしく思う.

寂しい限りである.

「お家帰りたい」
強く思った.

この望郷の念,筆舌に尽くし難し.

研究日記:2016/06/30

長いこと研究日記を書くのをサボっていた.
サボっていた,とはいっても進んでいないのだから書きようもない,というのもまた事実だ.

今日から一週間出張で教授は学校にいない.つまり,僕たち学生はつかの間の自由を楽しめることになる.

光陰矢のごとし,だ.
うまく使わなければすぐに教授は帰ってきてしまう.

一部の学生は,バケツと編み,そして竿を持ち,釣りに出かけた.
一部の学生はクラブを持ち,ゴルフ場に向かった.

一方僕は,課題を少し片付け,実験をした.
どうやら,11月に行われる学会で発表しなければならないようだ.
先日,僕は教授の居室に呼び出さた.教授は,君には10月に学会発表してもらうから...と切り出し

「じゃあ,よろしく.」

と,そこらのバイト君だって言わないような気軽さで,僕に学会発表を義務付けた.

かくいう実験は,粉末Aをそこらのホームセンタで買ってきたボウル(私費)に入れ,ヒータで加熱する,というものだ.ボウルにそのまま粉末を入れたが,そうすれば必ずや溶けたものがボウルの表面に張り付いてしまい,冷えて固まったときに掃除するのがとても大変だろうと思っていた.
案の定,そうなった.

溶かすのはものの十分程度て終わったのだが,ボウルから剥がすのにめちゃくちゃ時間がかかった.離型剤が必要なので,適当なのを見繕っている.

それか,フッ素かなにかのコーティングを塗布するべきか.でも高いぞ.
少し迷うな.

まあ,申し込みは今月末だし,もう少しじっくり考えを練りながら,うまく実験をするか.

研究日記:2016/06/14

今日は,あるところへ出向いた.

どうやらそこでは,超音波をつかっていろいろとやりたいものがあったようだが,音響インピーダンスの差がデカすぎてそもそも超音波が透過しないないような状況の中で,いろいろとやりたいものがあったらしい.

そこで,超音波に一家言アリな本研究室の出番,というわけだ.

と言いたいところなのだが,本研究室が選ばれたのはただ超音波に得意なところだから,というわけではないらしい.オシロスコープとかで設定を進めている間,教授と部署の人が話をしていて,それを聞くにどうやら教授の縁故らしい.

ともかく.

うまくいきうまくいかずがあり,いろいろと済ませたらおみやげを貰った.
先生の……というのもあれば,まぁ学生への手間賃,駄賃という意味もあったのだろう.

饅頭だった.

研究室へ持ち帰り,みんなで食べた.
疲れた体に甘みが染み渡った.美味しかった.

ほんの二時間ばかりの作業にしては割のいい仕事だ,と思いながら.