院進の準備には何が必要か?
実はワタクシ、工学部の4年なので今年は進路を決めなければいけません(決まらないことになったらどうしよう)。進路を決めるとなると大きく分けて
- 就職
- 進学
- ヒキニートまっしぐら
の3種類の選択肢がありますね。僕は進学することにしました。この記事では、現在進行形で転進しつつある僕の進路のこれまでの顛末を紹介します。
院進する背景
院進には学力入試と推薦入試があります。
推薦入試する人々
おそらく、大学院に進学する人は、これまでの研究を続けたいって人が大多数なので、研究テーマが大きく変わるってことは早々ないと思います。すなわち、研究室が変わらないため、大学と大学院が同じパターンです。この場合は学内選考になり、多くの人は推薦を取ることができるためスムーズに進学できます。
あるいは、高専の専攻科から大学院に進学するパターンもあります
この場合は、指導教官と連絡をとって、予め先生にアポイントメントを取ってもらいます。その後、学生自身がその教授にアポを取るのがマッチベターでしょう。
学力入試する人々
学力入試する人は、学外の大学院を受験する人が多いですね。この場合も、予め研究室の指導教官と連絡をとっておくのがベターだと思います。
研究室見学はすべきか?
研究室見学は絶対にするべきです。
私がこれから受験する大学は、僕の指導教官A先生が学んでいたB先生いる研究室があるところです。念のため、A先生には「うちの学生が受験したいってさホジホジ」とB先生に連絡してもらったところB先生に「一応見学においで」と言われました。
見学のアポイントメントメールの時期
「見学にはアポをとって望みましょう。」よく言われることおですね。僕も先生に4月1日にアポを最初に取ってもらったのですが、行くことになった日は最終的に4月21日になったので、20日間かかったことになります。少なくとも、3月中には最初のコンタクトメールを出さないと、遅くなってしまって身動きが取れないことになります。
アポイントメントメールには何を書くか?
最初のアポイントメントメールでは以下の様なことを書きました。
- 挨拶
- 自分の所属(学校名・研究室名)
- 現在の研究内容
- 誰の紹介か
- 先方の都合
XXX大学 YYY研究室
教授 ZZZ 先生突然のメール失礼致します。
WWW大学VVV研究室所属のUUUと申します。
現在、TTTの研究を行っております。来年度の修士進学にあたりVVV先生にご相談申し上げましたところ、
ZZZ先生の研究室を紹介して頂きました。もしよろしければ、先生のご都合のよろしいときに研究室見学をさせていただければと思います。
お忙しい中とは思いますが、よろしくお願いいたします。
メールは研究室の長宛に出す
XXX大学 YYY研究室
教授 ZZZ 先生
たとえ研究室の助手の人とかが一番興味あることをやっていても、メールを出すのは研究室で一番偉い人に出します。忘れずに「○○教授」や「教授 ○○先生」と書きましょう。
返信が来たら
返信が来たら、おそらく都合の良い日程が書いてあるはずです。その中で、できるだけ早い日を選んで返信しましょう。
当日の動向
アポイントメントを取った日になったら、実際に見学に出向きます。僕は失敗したのですが、服装はスーツで行くべきだと思います。あと、おみやげも忘れずに持っていくべきですね(特に遠い大学院を受ける場合)。
僕は「まあ自分の先生の師匠だから大丈夫でしょ」と思って行ったのですが、今考えてみるとスーツ着用で行くべきだったな、と強く感じます。
おみやげは、そんなに高価なものでなくてもいいから、必ず持っていくべきだともいます。喜ばれます。大体2,000円くらいでしょうか。色々好みがあるでしょうから、コネを使っていく場合など把握する糸口がある場合は確認してから行きましょう(メールなどで尋ねるのは野暮ってもんです)。好物がわからない場合は、地元の名物がいいと思います。
これも僕は失敗したところで、あらかじめ研究室の先生に聞いておけばよかったものの、聞くのを忘れていました。交通手段は夜行バスだったので、出発する頃はお店も開いてなく、しょうがないやと思って仙台銘菓の萩の月というあまーいお菓子を買って行きました。結果的には、先生は甘いモノが好きだったので成功だったのですが……。
見学が終わったら
見学が終わったら、その日のうちか次の日には先方にありがとうございましたメールを出しておくべきです。
僕もおうちに着いて眠くてふらふらになりながらもメールを出しました。
WWW大学VVV研究室所属のUUUです。
卒業生された方の進路や研究内容のお話を伺えて、大変参考になりました。
まだまだ研究でやらなければならないことも垣間見えて参りましたので、研究に邁進したいと思います。
これからもお世話になると思いますが、なにとぞ、よろしくお願いいたします。
あとで研究室の先生から「先方の反応は好感触だったよ」と言われたので、結構こういう当たり前のことをやっておくべきだなあと思いました。