すべてが終わった日
某A大学の大学院博士前期課程の入試を控えたつちのこごはんははるか400 kmの道のりを西に向かった……。
もうダメポ
一昨日顛末
なにがあった車編
何故か今回の入試では母がついてくることになりました。曰く、
「遠いからたまには出歩きに行きたい。車で行きましょ。アンタが面接受けてるときには市街地観光してるわワロス。」
というわけで、母と一緒に出発。一昨日の12時ころに、仙台をでて東北道に乗り、東京方面に向かいました。
大体90 kmほど走り福島松川PAで交代をしたときにトランスミッションの警告灯が点灯しました。
我が家で使ってる車は2台。その1台のスズキ MRワゴン*1(CVT仕様)でした。
高速道路じゃ止まれないので安達太良SAに停車し、スズキのサービスセンターに連絡し、郡山のスズキアリーナを紹介されました。郡山のスズキアリーナに電話したところ、二本松のほうが近いでと言われました(多分下り線にいると思ったのでしょう。実際は上り線にいました)。そして二本松店へ急行。
二本松店で診断器を突っ込んでチェックしたところ、
- トランスミッション関係に以上があったとコンピュータに記録されてる
- トランスミッションはユニット化されてて個別部品交換はできない。そのため、全交換になる
- でも安心して。保証期間内なので無償交換になるよ
- ただし、このまま走行して確実に大丈夫とはいえないので高速走行はやめてね
要は、車で行くのは断念しろと言われました。
常日頃走っていて、加速時にアクセルを吹かすとガクガクと断続的に加速を繰り返すので、プーリが滑っているのが原因じゃないのか、今回はベルトが滑りすぎて、歯が飛んだんじゃないのかと尋ねたのですが、どうやらそうではないだろうと言われました。
ともかく、このまま走るのは安全衛生上よろしくないので、車での行脚は断念。母が車を預かり、下道でゆっくり帰ることになりました。
どうなった東北本線編
二本松店から最も近い駅はJR東北本線の杉田駅でした。杉田駅からの最寄りとなる新幹線に乗れる駅は郡山駅だったので、郡山に向かう必要がありました。
到着したとたん、上り方面の電車が発射しました。
「ま、まあ郡山近いし30分待てば電車あるでしょ。案の定電車あるじゃん。あと25分待とう」
と、待つこと10分。アナウンスが入りはじめました。
「先方の列車遅れのため、次の電車は15分ほど遅れています」
「本宮駅でポイント点検のため、次の電車は松川駅で停車中です」
「本宮駅のポイント故障のため、東北本線は運転見合わせとなりました」
なんてこったい。
母とはかれこれ40分ほど前にわかれたので、すでに福島市に到達しているころでした。これから戻ってきて、とも言える時間ではないし、リスクを考えてもあまり戻りたくないはずでした。
待つことに決定。ああ無情。時間が流れる。
30分も過ぎたかと感じられる頃、やっと電車に乗ることが出来ました。
郡山駅も目前になって気づきました。
切符がない。
財布の中も、スラックスのポケットも、ジャケットのポケットも、シャツの胸ポケットも、バッグの中も、胸の中にも、どこにもありませんでした。
なんてこったい。
しょうがないので、郡山駅で申告。
僕「あのぉ~すいません。杉田駅から乗ってきたんですが切符紛失してしまって……(訳:駅員さんめっちゃかわいい眼鏡っ娘やん)」
めっちゃかわいい眼鏡っ娘の駅員さん「320円ください」
ちょっと役得でした。
ともあれ、郡山駅で新幹線に乗ることができ、無事に21時にお宿に到着。とてもつかれた移動日となりましたとさ。
昨日顛末記
受験内容
試験は面接で合否判定が出されます。
面接の内容は事前に志望動機とか口頭試問だろうなと考えていました。
実際面接の内容は
- 何で院に行くのか
- 現在の研究
- 口頭試問じゃないなにか(これ重要)
- 現在の研究の意義
- なにに役に立つのか
- 何で今の学校にはいったのか
でした。口頭試問じゃないなにかは数学と物理の簡単な問題が出題。
数学は大問5問から4問を選択して回答、物理は紙一枚を回答。
数学
物理
斜面(角度θ)上の物体A(質量m)がワイヤに引っ張られて静止している。ワイヤはプーリーにかかっている。ワイヤの反対側には質量mの重さの物体Bが下がって、これらは釣り合いの関係にある。物体Bに質量wを加えたところ物体A,Bは加速度aで動き出した。その運動方程式を立てよ(図描くのめんどい)。
みんな解けるはずの問題だったのですが、テンパッてたのと山ハズレたせい*2もあって、やり方あってるけれど計算ミス連発してヒジョーにビミョーな結果と相成りましたとさ。
とほほ