いろいろ史跡巡りをしたはなし
かれこれ7年間も同じ学校で過ごし,隣の研究室で議論を重ねた友人Nが先日やってきた.
友人Nは僕とは別な大学の大学院へ進み,また,違った研究をしている.
現在僕の暮らす市には大小さまざまな史跡や小さな博物館があるが,この二日間でおよそガイドブックの半分程度を回った.
道中で今の研究室はどんな感じなのか,とか
最近どんな学会へ出席したのか,とか
とりとめなく話をしていたらあっという間に二日間経ってしまった.
「短いな」とは思ったが,そもそも友人Nと過ごした7年間ですら,終わるときに振り返るととても短く感じたのだ.今回だって短く感じるのは極めて妥当だろう.
「また会える」とわかってはいても,長く慣れ親しんだ友人と別れるというのはとてもとてもさみしく思う.
寂しい限りである.
「お家帰りたい」
強く思った.
この望郷の念,筆舌に尽くし難し.